☆疲労回復を促す鍼の力☆

私たちの体を動かしているのは、神経ですが、呼吸や鼓動などのように自分の意志とは、無関係で働いている神経を自律神経と言います。
自律神経は、交感神経と副交感神経からなり、この２つがバランスよく働くことで健康状態を維持することができます。
交感神経は、活動時に活発になる神経です。一方、副交感神経は、のんびりする時に活発になる神経です。
鍼灸は、全身に存在するツボを刺激することで、身体が持つ本来の力を引き出し、様々な症状を解消してくれる治療法です。
ウイルスなどの異物が体内に侵入すると免疫機能の働きが活発になり、異物を排除しようとします。
鍼では、このメカリズムを利用し、あえて異物となる鍼でツボを刺激し、免疫機能の働きを促進しているのです。
慢性的な疲労状態に陥ると免疫力は下がってしまい、それまで抑えられていたはずの細菌やウイルスが増殖したり、悪さしたりして、体調不良を引き起こしてしまいます。
疲労がたまっている時は、鍼で免疫力を高めることによって、病気の予防ができます。

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